私は子供のとき家族以外とほとんど話せなかったので、声を出す筋肉が発達していなかったと思います。
話す機会は少なかったですが、歌うことで安定した大きな声を出すことができるようになったと思います。
声を出す機会が少ないと思っている方、歌をうたって声を成長させましょう!
最初はほとんど声が出なかった
私は子供のとき場面緘黙という不安や恐怖により話せなくなる症状があり、18歳まで人前でほとんど声を出せませんでした。
大学に入った18歳の頃から少しずつ話せるようになっていきましたが、はじめは小さな声で返すのがやっとでした。
声を出すことが怖かった私ですが、大学生くらいから自宅でギター弾き語りをして遊ぶようになりました。
はじめはオク下(1オクターブ下)の声で歌っていて、そのことにしばらく気づきませんでしたが、いろいろな曲を聴いたり歌ったりしているうちに歌手はこんなに高い声で歌っているのかと驚きました。
歌うための筋肉を使ってあげよう!
いきなり歌手と同じキーで歌うというのは無理なので、自分の歌いやすいキーで練習していました。
カラオケでもキーをたくさん下げて練習し、慣れてきたら次はもう1つキーを上げてみようという感じで練習していました。そして少しずつ高い声や大きな声が出せるようになったと思います。
たくさん歌うことで歌うための筋肉(声帯を動かす筋肉など)が動かしやすくなったのではと思っています。
声を自由自在に操ろう!
正しい発声など考えず自己流で歌っていたので、高い声を出すときに力んでしまったり、声が枯れやすかったりしました。
自分1人で練習することに限界を感じ、ボーカルスクールへ通い始めました。
ボイストレーニングや歌唱スキルを学ぶことで、歌うということは声を自由自在に操ることなのだと思いました。特に音程や声量だけでなく、響きをコントロールすることに驚きました。
それまでは何も考えずに声を出していましたが、響かせる場所(胸や頭など)を意識できるようになり、表現の幅も広がったと思います。
歌うことは声帯などの体の内部を動かしているので、真似をするのが難しいと思います。先生もイメージを伝えるしかないので掴むのが難しいですが、できるようになったときの喜びも大きいです。
まとめ・メッセージ
大人になるまで声を出す機会が少なかった私ですが、歌うことで声が成長し、声を出すことへの恐怖心が減っていきました。
現在はシンガーソングライターとしてライブやレコーディングをしたり、ラジオパーソナリティもしています。
カラオケ大学では、オンラインで全国どこからでも歌のレッスンを受けることができます。ボイストレーニングや歌に関する疑問など、気軽に講師やセンパイに聞くことができます。
声を出す機会が少ないと思っている方、ぜひ歌を始めて声を育ててみませんか?