皆様、好きな曲がなかなか上手になれない、高音部が特に出しにくい、のどがすぐに疲れる、声の響きが良くない、声量が小さい等の症状でお困りではないですか？
その原因は、好きな曲の細部までじっくり自分に浸み込ませていない、自分のキーよりも原曲のキーの方が高くて無理している、軟口蓋（親指の腹側を上に向けて口の中に入れ、爪で粘膜を傷つけないように注意しつつ、上の硬い部分の硬さを感じながらゆっくりと奥まで触り、柔らかくなった部分が出てきたら、その部分のこと）がほぐれていない、そして、高音を出す時に軟口蓋に息を当てることを習慣化していないこと等が原因の一つです。
今日お伝えする方法は、好きな曲を最速でマスターする方法です。お楽しみに！
好きな曲は聴き込まない、浸み込ます！
マスターしたい曲はとにかく一緒に歌ってください。原曲を歌っている歌手になりきってください。成りきろうとしても、なれないのは当たり前ですが、そんなの無理って思わないでください。原曲の歌手が異性でもいいので、成り切ってください。
今までとは比べ物にならないくらいのスピードで上手になります。その結果、ある意味原曲よりも上手くなれます。何故なら、カラオケで歌う時、あなたのお客様はあなたの歌を生で聴くのですから。そして、師匠である原曲に、あなたという世界に一つしかない個性という最強の味付けが加わるのですから。ライブで原曲の歌手に勝つことは無理ですが（ひょっとしてあなたなら出来るかもしれませんが）、原曲なら、私の体験からしても勝つことができます。
原曲キーが高すぎてきつい場合は、カラオケでキーを１つずつ下げて行って楽に歌えるキーを探して成りきり練習してください。それで上手くなったら、キーを１つまたは２つずつ徐々に上げていけば、原曲キーでも歌うことが出来るようになれます。
音域拡大・響き改善・疲れにくい方法 その1 軟口蓋ほぐし&軟口蓋息当て法
軟口蓋を、爪で傷つけないように注意しながら、親指の腹で優しく指圧してください。1日1回、1回3〜5分程度。うえっとなりますが、吐いてしまわない程度の強さで指圧してほぐしてください。軟口蓋が柔らかくなるにつれて高音が出しやすくなります。
そして歌う時には軟口蓋に息を当てるようにして歌ってみてください。軟口蓋が息によって押し上げられて、高音が出しやすく成ります。今まで力まなくては高音が出せなかった方は、力まなくなった分、のとが疲れにくくなります。
軟口蓋ほぐし&軟口蓋に息当てのセットをする前後で好きな曲を歌って歌いやすさが即効で変わることを体験してください。軟口蓋に息を当てるってどうすれば？とお思いのあなたは、歌う時に息を口からかなり漏らしています。それだと声の響きが悪く、小さい声しか出ません。また、息を無駄にしている分、高音を出したり大きな声を出したりするために力まなくてはならなくなるので、のどが疲れやすくなります。その2で問題を解決しましょう。
音域拡大・響き改善・疲れにくい方法 その2 軟口蓋に意識法&手のひらマスク法
軟口蓋に息を当てるためには、軟口蓋ほぐしで軟口蓋の位置を意識しやすくしておいてから、軟口蓋に息を当てることを意識する。最初は上手くいかなくても、軟口蓋ほぐしをして、その位置を意識しやすくすれば、徐々に出来るようになります。
筋トレのコツも鍛えたい筋肉を意識することが重要と言われているように、歌も歌うために必要な筋肉を鍛えることを思えば筋トレと一緒です、意識しましょう。そして、口から息が漏れることを最小限に止めるために口から5cm程度の位置に手のひらで口の前にマスクを作りましょう。片手で十分です。練習で歌う時にこの手のひらに息が感じられなければ合格です。
練習で歌うときに軟口蓋に息を当てることを意識しながら、手のひらに息を当てないようにする。そうすると口から漏れていた息が効率良く軟口蓋に当たって、軟口蓋を押し上げることができるようになるので、高音部が出しやすくなり、力まなくても高音が出しやすくなります。結果として、のどが疲れにくく成ります。
まとめ・メッセージ
今回は好きな曲を最速でマスターするための方法をお伝えしました。まとめしょう。
1.原曲を歌っている歌手に成り切って一緒に歌う、キーが合わなければカラオケで自分にあったキーで成りきり練習をする。
2.高音部が特に出しにくい方は、軟口蓋を親指の腹で1日１回、１回３〜５分指圧する。そして、歌う時に軟口蓋に息を当てるようにする。
3.更に、のどがすぐに疲れる、声の響きが良くない、声量が小さい等の症状をお持ちの方は、軟口蓋に息を当てるように意識することと口の前5cmの位置に片手の手のひらを置いて息が当たらないように声を出す練習をする。
以上であなたは好きな曲を最速でマスターすることができ、カラオケで歌えば、原曲を超える歌うまになることさえできるように成ります。
でも、以上の方法が合っていない方、文章だけではよく分からない方、歌うま歌手デビューしたい方、カラオケ仲間を作りたい方、認知症対策をしたい方、歌を通じて笑顔になりたい方、うつうつした気分を解消したい方、自信を持ちたい方、健康になりたい方、カラオケ大学には皆様の多様なニーズにきめ細かく対応することができるシステムがあります。
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