人は幸せだから歌うのではない。歌うから幸せなのだ。
—ウイリアム・ジェームス（心理学者）
（奇跡の絶景 心を整える100の言葉 いろは出版 編＝TABIPPO 2016年2月29日第1冊発行から引用）
あなたやあなたの親しい人に認知症やうつで困っている、あるいはひょっとして自分は？と思っている方はいらっしゃいませんか？そうでない方でも、元気・やる気がなくなったりしていませんか？そんなあなたに、試してみて頂きたいことがあります。
それは、カラオケです！
かなり良いかも！と思える数分間です。
どうぞお楽しみに！
朝の衝撃
先日、介護関連施設の入り口でDVD「プライベートソング」のポスターを見て驚いた。
「音楽がアルツハイマー病を劇的に改善！」とある。「認知症やアルツハイマー病に苦しむ人々に好きな曲を聞かせて、失われた記憶を取り戻そうとする画期的な実験を３年に渡り取材。そこには想像をはるかに上回る豊かな表情を浮かべる人々の奇跡の姿があった！」とある。
私は、これだ！と思った。以前、「落ち込んだり、鬱々したりしたら、明るい曲でも暗い曲でも何でも歌いまくれば良い」と書かれた一節を読んだことがあるが、この文章を裏付けるには十分過ぎる話ではないか！
アルツハイマー病を劇的に改善することができるのであれば、音楽にはかなりの力があるに違いない！そう思った。
（画像は、DVD「パーソナルソング」のポスターで、「ご自由に休憩してください」と書かれたフロアーの入り口の内側にあったものだが、早朝で開いてなかったため外から写したもの）
かなりの衝撃度！
DVDを見て驚いた！
これを仕事にしたい......というか、とにかく驚いて泣けた。
思い入れのある曲を聞かせただけで、何のために生きているのかわからないような人々が生き生きと過去の思い出を語り出し、歌に合わせて歌い出したり踊り出したり。こんな衝撃的な映画は見たことがない！
アル・ジャロウのスペインをマスターし、流れに乗ってライブで歌った後、他の曲を歌うことに刺激を感じられなくなり、次に何の曲をマスターしたら良いのか迷い、なかなか見つけられず、やる気を失いかけていた心に火がついた！
歌うことは誰にでもできる最高の癒し
もうどうしようもなく落ち込んでいた。それでも自分が暗くなると周囲にも迷惑がかかると思うと落ち込んでいる姿は見せられない。歌うことすら嫌になっていた私は、この映画を見て反省した。私は自分で好きな歌を歌うことができるじゃないか！
そうだ、カラオケに行こう！
とにかく好きな曲を歌いまくった。元気になった。元気になって100点獲れた！
（100点獲れたのは何と言っても、田中学長の楽しいレッスンのお陰で。実はもう一つ秘密があり、田中学長から紹介して頂いたノヅ・カイロ・クリニック院長野津先生のヴォーカルケアコースを受けて声が出しやすくなったのも大きい。あなたも是非一度お受けになることをお勧めします。）
あなた自身がもし、アルツハイマー、認知症、うつに悩んでいたとしても、お身内、お知り合いがそうであっても、好きな曲を聞いて（歌って）、暗いエネルギーを弾き飛ばしましょう！歌にはすごい力があります！周囲を気にすることなく歌いたいなら、是非カラオケに！
まとめ・メッセージ
今回は音楽の持つすごいパワーについて簡単ではあるが実感をお伝えした。興味をもたれた方は、是非このDVD「プライベートソング」をご覧いただきたい！いや、興味を持てなかった方こそ見ることをお勧めしたい！衝撃を受けて世界観が変わるから。
私は医療人であるから、現在の医療を否定するつもりはない。だが、音楽の持つ力は私にもよくわかるし、わかって頂ける方は数多くいらっしゃると思う。
今回のポイントは
1.自分自身がアルツハイマー、認知症、うつ、落ち込んでいるなら、自分が好きな曲を聞く、歌う。もちろん聞くだけでもいいと思う。
2.誰かを元気づけてあげたいなら、好きな曲を聞かせてあげて、歌いたければ自由に歌わせてあげる。語りたければ自由に語らせてあげる。決して批判や否定をしない。優しく受け入れてあげる。
3.できれば、好きな曲をカラオケで歌う。
歌うことでよりいっそう音楽の力が自分の心を揺さぶるから、ものすごく元気になれる！
上手に歌えるようになれば、実は、上手に歌えなくても、友達とワイワイ楽しいひと時を分かち合うことができる。また、友達を作ることもできる！
歌うま！になりたい方も、歌に自信がないけどカラオケで友達を作りたい方も、楽しいひと時を分かち合えて歌うまレベルを上げられるサークル活動をしたいなら、カラオケ大学へ！
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